靴下工場が考えた足首クッションサポーター
投稿者 :イイダ靴下株式会社 on
靴下を編むノウハウを美容と健康の為に開発したクッションサポーター
靴下・婦人インナー製造・販売を行っている創業103年のイイダ靴下株式会社(佐賀県杵島郡江北町、代表取締役;飯田拓二)が、靴下製造の技術を応用してクッション編みを取り入れた多機能足首サポーターの発売を開始しました。
イイダ靴下は、これまで段階着圧ソックスや、サポーター等を開発・製造を行ってきました。またスポーツ用ソックスの開発依頼もあり衝撃を吸収してほしいやアーチアップをさせてパフォーマンスアップをしたいという開発もしてきました。
そんな中、佐賀県の会社まで来ていただいたお客様から「これだけ色々な商品を作っているなら足首サポーターも作ってくれませんか?」との話題が挙がりました。
そこで、定例の開発会議で議題として挙げたところ「我々としては市場には多くの類似商品があるので同じ商品を開発しても競争力が無いのではないか?」「着圧ではない商品でイイダ靴下らしさを出せるか?」との意見が出ました。
ある開発担当者が、多くの人がインソールを入れて歩くと聞いた事があるのでインソールの変わりになる様な衝撃を吸収できるのが良いのではないか?との案が出されました。
それからは、何度も会議と試作を重ねて、足裏全体にクッション編みを入れて衝撃を編立のみで吸収できないかと進めました。足裏全体にクッション編みを入れたものは市場には少なかったかったのですが、実際試着を重ねるとかかとが無い分収まりが悪く、ずれてしまい再度議論が戻ってしまいました。
そして技術者のリーダーが一言、スモールヒール(従来のかかと形成編みより編み数を減らして小さなかかとを作ること)を入れればクッション編みの部分を大きく減らさずに使用感とフィット性も保てるのではないか?との提案で、大きく前進し製品化に結び付きました。
「足首クッションテーピングサポーターの3つの特徴」
1. クッション編みで、かかとの衝撃を吸収
スポーツソックスによく採用される生地を浮き上がらせる編み技法を足裏に配置し、且つ少しでも範囲を大きくするためにスモールヒール仕様にしたことで、着用感・フィット感を良くしながら機能を維持することができました。
2. テーピングサポートで足首部分をしっかりサポート
足首部分に伸びにくくなる編み方を入れることで伸度がなくなり、固定力を高め、足元のぐらつきを軽減することができます。
3. 指の根本の着圧を高めアーチを形成
足指の根本をクッション性がある編み方で覆う事で、足裏のアーチが形成され足の踏ん張り力をアップさせることができます。